毎年秋になると、様々なイベントが毎日のように開催されます。
「あれ、昨日も会いませんでしたっけ?」
という感じで、皆さんご熱心です(もちろん私も含めて)。
どの会に行っても人が沢山いて、本当に盛況だなぁと感心させられます。
県のイベントも多く、
私のように酒のトレンドや蔵元の変化を勉強しようという者には、とても助かります。
仕入れる酒の目利きをされる酒販店や料飲店の方の眼差しはとても真剣。
より多くの人が真剣な思いできき酒をし、蔵元と意見を交わすことで、
酒質はどんどん進化することでしょうね。
できれば、そんなプロと一般消費者は分けて会を開催して欲しいと思いました。
私も昔は自分で会を運営する側にいたのですが、
会を運営する側の人間にとっては、より多くの人が来場して、
ワイワイと賑わっていればいるほど、何となく満足感を覚えるものです。
「いやぁ、今年は凄いねー」なんて言いながらね。
でも、
参加者の立場からすれば、プロの会はすいていればいるほど嬉しいのです。
ゆっくりときき酒ができるし、蔵元とも色々なお話をすることができるわけですから。
女将を目当てに行った店がすいていると、女将を独り占めできて嬉しいのと同じ(?)。
最近の会は、どうも人が多すぎて、蔵元とお話なんてとてもできない状況が多いという気がします。
手を伸ばしてようやく1盃の酒にありつける有様ですから、
ひとつの蔵で数種類の酒を吟味する余裕なんてありません。
そもそも人混みが苦手な私としては、
会場のぎゅう詰め状態を目にしただけで、もう帰りたくなるくらいです。
「若手の夜明け」は、とても人気のあるイベントです。
参加者も年々増加しているようですが、
人数の上限を決めて2部制・3部制という形をとることで分散させています。
連休の最終日にあった島根の酒の会は、会場が狭く、業者と一般消費者が一緒だったため、
入場前に外で並ばされるほどの賑わいでした。
島根県は、もう20年以上前から有志蔵元で県産酒のプロモーションをしてきた数少ない県です。
その頃は会場も本当にガラガラで寂しいほどでしたが、
お陰様で私は島根の酒の勉強を毎年ゆっくりとすることができました。
ありがたいなぁと、今でも感謝しています。
群馬県の酒の会は、同じ東京交通会館で行われましたが、
平日に行われ、会場も広い会場をゆったりと使い、さらに業者と一般消費者の会を分けていました。
話題性の高い蔵元が多くないこともあってか会場はうまい具合に空いていましたが、
参加者としては理想的で、ひとつひとつの蔵元の酒を、話をしながらゆっくりと吟味することができました。
楽しい時間だったので、ついつい予定時間を過ぎてしまったくらい。
例を挙げていったらきりがありません。
本当に各地の様々なイベントが沢山あります。
イベントは、誰に・何を訴えたいのか、明確にターゲティングをして開催して欲しいですね。
